家を建てるとき、LAN用の配管を入れなかったのを後悔していました。壁の中のLANは、あとから入れ替えられないからです。
それまで、2階と1階は、壁の中の古いLANでつないでいました。
ところが、昔、別の用途で使っていた配管が1本だけ残っていて、そこにLANを通せると、業者に教えてもらいました。配管を入れなかった後悔が、少し救われた気がしました。
2階は、自分でモールを使って10ギガにした
きっかけは、家庭の中の10ギガ配線が、普及し始めたことでした。2階は、自分でモールを使って配線して、メインのパソコンとNASを、10ギガでつないでいます。
メインのパソコンには、10ギガ対応のネットワークカードをつけています。ハブは、UniFiのFlex 10 GbE(USW-Flex-XG)を使っています。UniFiの公式ページでは、5ポートのレイヤー2スイッチで、10GbEの速度に対応し、PoEまたは5VのUSB-Cアダプターで電源を供給できる、と説明されています(UniFi公式ストア)。
10Gtek 10Gb PCIe RJ45 NIC ネットワークカード
Intel X540-BT2 コントローラー搭載/シングルポート
メインのパソコンにつけているネットワークカードです。10ギガでつなぐには、パソコン側にも、こういった10ギガ対応のポートが要ります。
NASの選び方は、こちらに書きました。

1階へは、残っていた配管にCat7を通してもらった
1階で、無線でパソコンを使うときも、速くしたかったのです。
その配管を使って、1階にあるルーターまで、Cat7のケーブルでつなぎました。通したのは、業者です。壁の中の作業なので、自分ではやらず、業者に頼むのがよいと思います。

イメージです。実際の家の間取りや配線とは違います。
家を建てるときのことは、こちらに書きました。

1階でNASを使うと、速くなったと感じる
手直しのあと、1階のWi-Fiも、体感で速くなりました。とくに、1階でNASのファイルを開いたりコピーしたりするときに、速くなったと感じます。
速さは測っていないので、数字は書けません。
回線の契約と、家の中のLANは別物
うちの光回線は、1ギガのままです。インターネットの速さには、光回線の契約が上限としてかかります。家の中のLANの速さは、それとは別です。家の中のLANは、パソコンやNAS、ルーターをつなぐ、家の中だけの通信です。家の中からNASにつなぐときは、家の中のLANだけで通信するので、光回線の速さは関係しません。
家の中を10ギガでつなぐには、ケーブルと、つなぐ機器の両方が要ります。
- ケーブル:10GBASE-Tには、カテゴリー6A以上(最大100m)が使えます。カテゴリー6では最大55mです(ヤマハ SWX222x シリーズ ユーザーガイド)
- 機器:パソコン側に10ギガ対応のLANポートがなければ、対応するLANアダプターを足します。2台以上をつなぐなら、10ギガ対応のスイッチングハブも要ります(バッファロー)
NASとのやり取りなど、家の中の通信を速くしたいときは、回線の契約ではなく、家の中の配線と機器を見直します。階をまたぐ配管が残っていないか、家を建てた会社や工事の業者に聞いてみてください。
