LINEの友だちから「認証番号を教えて」と来たら、返信せず、番号は送りません。LINEは、認証番号を聞き出す行為は全て詐欺で、自分でLINEの引き継ぎをする以外に認証番号を使うことはない、と書いています(LINEヘルプ)。私は、こう来たら、その友だちのLINEは乗っ取られていると考えます。
認証番号は、家の鍵を渡すのと同じ
うちでは、家族にこう言っています。「暗証番号とか、認証番号は家の鍵を他人に渡すことだよ」。人に暗証番号を教えるなと子どもに言っているのは基本的なことですが、そのうえで、認証番号も絶対に伝えるなと言ってあります。
LINEの公式ヘルプも、電話番号・メールアドレス・パスワードと並べて、認証番号を聞き出したり画面に入力させたりする行為は全て詐欺だと書いています(LINEヘルプ)。見知らぬ相手だけではありません。LINEの「みんなの使い方ガイド」には、友だちのなりすましの特徴として、認証番号を入力させようとしてくることが挙がっています(LINEみんなの使い方ガイド)。
仲の良い友だちの名前で来たメッセージでも、認証番号を聞かれたら、送りません。
返信はしません。友だちには、電話します
私ならこうします。返信はしません。仲の良い人なら、電話して「LINE乗っ取られてるよ」と伝えます。そこまで仲が良くない相手だと、言いづらいので、そのままにしてしまうこともあるかもしれません。言われた方が、プライドが傷つくかもしれないからです。
乗っ取られた本人が友だちに知らせるときも、LINE以外の方法で連絡するように、鹿児島県警が案内しています。電子マネーの購入や銀行口座への振込を頼まれても、応じないように伝えます(鹿児島県警察・2025年6月12日更新)。
乗っ取りを見かけたときは、LINEの「通報」機能から通報するように、LINEが呼びかけています(LINEみんなの使い方ガイド)。
認証番号を送ってしまったとき
送ってしまったあとの手順は、LINEのヘルプにまとまっています(LINEヘルプ)。いまの端末でLINEのメッセージを送ったり受け取ったりできていれば、LINEアカウントは乗っ取られていない、とヘルプにあります。ただ、使えていても、公式アカウントからのログインの通知や、覚えのないメッセージが無いかを見ます。
ログインの通知が届いていたり、覚えのないメッセージが送られていたりしたときに、ヘルプが案内している対処は次の4つです。
- パスワードを変える
- ログイン許可を「オフ」にする
- ログイン中の端末を確かめて、身に覚えのない端末をログアウトする
- 意図せず送られたメッセージを、送信取消する
パスワードを変える場所は、[ホーム]>[設定]>[アカウント]>[パスワード]です(LINEヘルプ)。
ログイン中の端末を見る場所は、LINEアカウントを登録したメインの端末で、[ホーム]>[設定]>[アカウント]>[ログイン中の端末]です。ここでは、LINEにログインしている端末の名前と、ログインしてからの時間を確認できます。ヘルプには、確認できる端末として、PCやiPadと書かれています。覚えのない端末があれば、[ログアウト]をタップします(LINEヘルプ)。
私ならこうします。次に会ったとき、親のLINEでログイン中の端末を一緒に見て、知らない端末がないか確かめます。
別の端末で第三者にログインされると、自分のLINEに「アカウントからログアウトされました」と出て、使えなくなることがあります。この画面が出たら、「削除」はタップしないように、ヘルプは求めています(LINEヘルプ)。まず、再ログインを試します(LINEヘルプ)。
「削除」をタップしてしまったときは、LINEに登録している電話番号とパスワードで、アカウントの引き継ぎを試します。それでも戻らないときは、ヘルプのお問い合わせフォームから連絡します。受け付けるのは本人からだけで、家族や友人からの代理の問い合わせは、原則受け付けていないそうです(LINEヘルプ)。
乗っ取られると、家族や友人に、プリペイドカードやウェブマネーの購入を促すメッセージが送られてしまうことがあります。お金の被害にあったときは、警察相談専用電話の#9110に連絡します(LINEヘルプ)。
支払いのアプリで、被害を小さくする設定は、こちらです。

家族には、先にこう言っておく
家族には、認証番号は誰にも伝えない、と言ってあります。そのうえで、うちでは、自分で判断のつかないものは、私にLINEでスクショを送ってくれるようになっています。送ってもらうことで、みんな一度冷静になれるという効果もあると感じています。
宅配業者を装ったSMSのリンクを開いてしまったときは、こちらです。

出た画面や届いたメッセージから、ほかの偽物の見分け方を探すときは、こちらです。

