知らない番号からのワン切りには、折り返さなくて大丈夫です。とくに「+」で始まる番号は海外からの電話で、折り返すと国際電話の料金がかかります。私のスマホにも、非通知のワン切りと、「+」で始まる番号のワン切りが来たことがあります。「+」のときは番号を調べただけで、折り返しませんでした。親の家の固定電話なら、国際電話そのものを無料で止める申し込みもできます。
「+」で始まる番号は、海外からの電話
「+」のあとの数字は国番号です(国民生活センター)。たとえば+1はアメリカやカナダ、+44はイギリスです。
着信履歴から折り返すと、そのまま国際電話になることがあります(auのよくある質問)。かけ放題のプランに入っていても、国際電話は別に料金がかかります(ドコモのお知らせ)。
国民生活センターも、「知らない番号からの電話は出ない、折り返さないようにしましょう」としています。
私は折り返しません。番号を検索して、どこからかだけ見ます。
検索で何も出なくても、折り返す理由にはなりません。
非通知を拒否しても、「+」の番号は止まらない
非通知を拒否する設定やサービスを使っても、「+」の国際電話は止まりません。「+」の番号が出ている電話は、そもそも非通知ではないからです。固定電話の非通知を拒否するサービスでも、番号を通知できない国際電話は、そのまま着信します(NTT西日本 ナンバー・リクエスト)。
非通知の着信のほうは、履歴に番号が残らないので折り返しようがありません。
固定電話で使える2つの仕組みは、止まる電話がそれぞれ違います。
| 非通知(国内から) | 「+」の番号 | 知らない国内の番号 | |
|---|---|---|---|
| 非通知を拒否するサービス | 止まる | 止まらない | 止まらない |
| 国際電話の休止(次の章) | 止まらない | 止まる | 止まらない |
親の家の固定電話は、国際電話を止められる
警察庁によると、2025年に特殊詐欺に使われた電話番号の約75.5%が国際電話番号でした(警察庁 SOS47)。総務省は、「固定電話をご利用中で、海外との通話が不要な場合は、国際電話の着信休止を申し込みましょう」としています(総務省 特殊詐欺等対策サイト)。
申し込み先は「国際電話不取扱受付センター」です(国際電話不取扱受付センター)。
- 料金は無料。郵送で申し込むときの送料だけ自分持ち
- Webか電話(0120-210-364)で申し込むと、止まるまで1週間程度
- 対象は03や06などで始まる固定電話。携帯電話とIP電話(050)は対象外
- 海外からの電話は全部止まる。かけるほうも一緒に止まることがある
- 名義人の了承があれば、離れて住む子どもが親の電話の分を申し込める
海外の親せきや知り合いから電話が来る家は、止めると困ります。あとから元に戻すこともできます。その固定電話からセンターに電話し、届いた申込書を郵送で返す流れです。
スマホは、知らない番号を鳴らさない設定がある
スマホには、固定電話のように国際電話をまとめて止める申し込み先がありません。auは「海外からの着信は規制することができません」としています(auのよくある質問)。代わりに、スマホの側で知らない番号を鳴らさないようにできます。
iPhone(iOS 26・iOS 27)では、設定アプリの「アプリ」→「電話」にある「不明な発信者をスクリーニング」で、連絡先に保存していない番号からの電話の扱いを選べます(Appleのサポート)。うちのiPhoneは、いまは「しない」です。

- しない:これまでどおり鳴る
- 通話の理由を尋ねる:iPhoneが先に出て、相手に名前と用件を聞く。言い終わってから鳴る
- 消音:鳴らずに留守番電話に送られ、履歴には残る
消音にすると、連絡先に入れていない病院や宅配便、役所からの電話も鳴りません。
私も以前は「不明な発信者をスクリーニング」を使っていましたが、番号を登録していない相手からの必要な電話まで勝手に回されてしまい、不便すぎてやめました。いまは自分のスマホも親のスマホも、どちらも何もしていません。履歴を見て、知らない番号には折り返さない、で足りています。
Googleの電話アプリ(Android)なら、迷惑電話の疑いがある着信を知らせたり、止めたりできます(Googleのヘルプ。機種によって画面は違います)。[ブロック中の電話番号]の[不明]をオンにして止まるのは非通知などの電話で、連絡先に無い番号は鳴ります(Googleのヘルプ)。
出てしまった、折り返してしまったら
自動音声が流れたら、最後まで聞かずに切ります。料金の未納や、電気が止まるといった話をされても、その電話の言うとおりに番号を押したり、かけ直したりしません。名前や生年月日も伝えません。不安なときは、消費者ホットライン(188)か、警察の相談電話(#9110)に相談できます(国民生活センター)。
ほかの警告やメールは、こちらから探せます。

