はじめに
ショッピングサイト「Amazon」、知らない人のほうが少ないのではないかと思うくらい大きなサイトだ。最近では大型セールが近くなると、テレビCMもバンバン流れている。
有名になる一方で、昔と比べて粗悪品や偽物の出品も増えてきている。そのため、慣れていない人や初めての利用者には不安を感じてしまうかもしれません。
安全に、お得にAmazonを利用する方法をまとめました。
普段利用している人には、当たり前のような内容も、今さら人には聞けないようなことも取り上げていますので、安心して読んでいただきたいです。
いま多いのは「Amazonを名乗る連絡」の詐欺
偽物の商品より多いのが、AmazonのふりをしたメールやSMSです。フィッシング対策協議会の2026年8月の報告では、寄せられたフィッシングの報告のうち約26.1%が、Amazonをかたるものでした(フィッシング対策協議会)。
フィッシング全体では、注文や配達、返金の通知、支払い情報の更新、不正利用の検知、ポイントの期限などを装う文面が多く報告されています(同じ報告より)。
本物かどうかは、この3つで確かめます
- Amazonのアプリか公式サイトを自分で開き、メッセージセンターに同じ内容が届いているかを見る
- Gmail・Appleメール・Yahoo!メール・ドコモメールなら、メールの一覧にAmazonのロゴや公式マークが出ているかを見る(ブラウザやスマホのアプリで見たとき。本物でもロゴが出ないメールはあるので、迷ったら1で確かめる)
- メールやSMSのリンクは押さない
この3つは、Amazon自身がすすめている確かめ方です(About Amazon)。
こう言ってくる連絡は、詐欺の手口です
- パスワードやクレジットカードの情報を教えてほしい
- Amazon以外のサイトで払ってほしい、振り込んでほしい
- ギフトカードを買って、その番号で払ってほしい
- ソフトをインストールしてほしい
- 法的な手続きに進む、とせかしてくる
このうち、アカウントの情報を聞くことはない、法的な手続きを促す連絡は詐欺だ、とAmazonは書いています(Amazonのヘルプ)。ほかのサイトでの支払いやギフトカード、ソフトのインストールも、詐欺によくある手口として挙げられています(Amazonのヘルプ)。私は代金引換を使っていないので、Amazonの荷物が代引きで届いたら受け取らずに断ります(Amazonのヘルプ)。
迷ったら、Amazonに転送して確かめてもらえます
怪しいメールは、verify@amazon.co.jp に転送すると、本当にAmazonからのものか確かめてもらえます(Amazonのヘルプ)。
パスワードを入力してしまったときはすぐに変更し、カード番号を入力したときはカード会社に連絡して止めてもらいます。そのうえで困ったときは、警察相談専用窓口の#9110か、消費者ホットラインの188に相談します(Amazonのヘルプ)。
メールが届いたときの確かめ方と、リンクを押してしまったときにやることは、こちらで詳しく書いています。

リンクを押して、ブラウザが赤い画面で止めてきたときは、こちらを読んでください。

「ウイルスに感染しています」と大きな音で警告する画面が出たときは、こちらです。

販売元と出荷元の確認は重要
販売元と出荷元の確認は、この記事で一番重要と言っても過言ではない。ここさえ注意していれば、粗悪品や偽物を購入することはないはずです。
まずは下表をご覧いただきたい。
| 組合せ | 販売元 | 出荷元 |
|---|---|---|
| Amazonが販売、出荷 | Amazon.co.jp | Amazon.co.jp |
| 出荷だけAmazon | 〇〇商会 | Amazon.co.jp |
| 業者が販売、直接出荷 | △△株式会社 | △△株式会社 |
一番安全なのは、Amazonが販売、出荷している商品です。まず偽物を掴まされることはありませんし、不当な価格での販売もないと判断できます。過去にネットショップで騙された経験があるなら、この組合せの商品を買っておけば間違いないです。
Amazonの偽レビューを見抜く方法
Amazonには偽レビューが増えてきています。俗にいうサクラレビューです。業者を使って高評価のレビューを増やしたり、商品の購入者に購入者レビューを書けば、キャッシュバックやおまけ商品を送るといった手法など様々です。
特に中国製の購入を検討されているなら注意が必要です。
低評価レビューに注目する
偽レビューの雑音を取り払う方法としては、低評価レビューに注目することです。
具体的な方法として、多くの高評価レビューに埋もれてしまう問題点を見抜くために、フィルタ機能で「星一つ」に絞り込むことです。

表示されたレビューを読めば、購入を検討している商品の問題点が浮き彫りになります。

問題点が自分にとって許容できる範囲かどうか判断してください。詐欺商品の場合は、低評価レビューを確認するだけで一目瞭然です。
サクラチェッカーで確認する
詐欺商品ではなくても、サクラレビューによって商品の価値以上に評価されている場合があります。正直、自分の目だけで見抜くのは難しいです。
そこで頼りになるのが「サクラチェッカー」というツールです。レビューの信頼性を評価してくれるので商品の安全性を客観的に判断できます。たとえば、先程の詐欺を指摘するレビューがあった商品のチェック結果が下図です。

サクラチェッカー(https://sakura-checker.jp/)の検索ボックスに検討中の商品のURLを貼り付けるだけです。

知らないメーカーの製品を検討する際は、サクラチェッカーを利用するのが賢明です。サクラチェッカーを利用して「買わなくて良かった」と救われた経験が何度もあります。お勧めです。
Amazonで安心して購入できる商品カテゴリ
Amazonが管理しているカテゴリは安心して買い物できます。書籍であればKindleストア。電子書籍はAmazonが品質管理しており安全です。
他にはAmazonブランドの商品です。Amazonベーシックなど、Amazonオリジナルブランドの商品も安く買えます。
Amazonでお得に買う方法
Amazonで販売されている商品は日々価格が推移しています。急ぎで欲しいものでなければ、安くお得に買えるタイミングを待ってみると良いでしょう。
具体的には3つの方法があります。
1.価格の推移を確認する
1つ目の方法を価格の推移を確認して「過去最安値で購入する」です。「Keepa」というツールを使えばAmazonでの販売履歴を閲覧できます。
いまはAmazonの商品ページにも「価格履歴」のボタンがあって、過去30日の最高と最低をその場で見られます。Keepaとの使い分けは別の記事にまとめました。

2.アウトレット品を確認する
2つ目の方法は、アウトレット品を確認することです。アウトレット品とはユーザー都合で返品されたもので、外箱や商品に傷があるなどの商品になります。さすがに商品に傷があるものは避けてますが、外箱の傷くらいで1~2割も安く買えます!
アウトレット品はAmazonの以下URLから検索できます。
3.大型セールを待つ
Amazonでは下表のように毎月セールがあります。セール対象品であれば、より安く購入できます。また、この期間は1万円以上の購入で大幅にポイントアップするポイントアップキャンペーンも開催されるのでセール対象外だったとしてもお得に買えます。
| 月 | セール名称 | 参加資格 |
|---|---|---|
| 1月 | 初売りセール | 誰でも参加可 |
| ファッションタイムセール祭り | 誰でも参加可 | |
| 2月 | タイムセール祭り | 誰でも参加可 |
| ファッションタイムセール祭り | 誰でも参加可 | |
| 3月 | 新生活セール | 誰でも参加可 |
| 新生活セールFINAL | 誰でも参加可 | |
| 4月 | スマイルSALE | 誰でも参加可 |
| 5月 | ファッションタイムセール祭り | 誰でも参加可 |
| 6月 | タイムセール祭り | 誰でも参加可 |
| 夏先取りセール | 誰でも参加可 | |
| ファッションタイムセール祭り | 誰でも参加可 | |
| 7月 | プライムデー | プライム会員のみ可 |
| 8月 | ファッションタイムセール祭り | 誰でも参加可 |
| 9月 | 季節先取りセール | 誰でも参加可 |
| ファッションタイムセール祭り | 誰でも参加可 | |
| 10月 | プライム感謝祭 | プライム会員のみ可 |
| ファッションタイムセール祭り | 誰でも参加可 | |
| 11月 | ブラックフライデー | 誰でも参加可 |
| 12月 | ホリデーセール | 誰でも参加可 |
ただ、セールだから買ったものは、使わずに終わることが多いものです。セールで買っていいものと、やめておくものの分け方は、こちらで話しています。

特に、プライムデー(プライム会員限定の大型セール)は見逃せません。補足になりますが、「プライムデー」は、プライム会員のみ参加できます。
プライム会員は加入するべし
Amazonで買い物するなら、プライム会員になっておいて損はないです。加入すべしです。
プライム会員に加入すると、Amazon最大のセールであるプライムデーへの参加だけでなく、ポイント還元率が高くなる、タイムセールに一般会員より早く参加できるなどの特典があります。
| 月額料金(税込) | 年額料金(税込) | 無料期間 | |
|---|---|---|---|
| 月額プラン | 600円 | 7,200円 | 30日間 |
| 年額プラン | 約491円 | 5,900円 | 30日間 |
その他のプライム会員の特典として、送料無料、動画見放題サービス「Prime Video(プライム・ビデオ)」や、音楽聴き放題サービス「Amazon Music Prime」などの利用権などがあります。
NetflixやU-NEXTなどの動画配信サービスは月額1,000円~2,000円前後、Apple Music、 YouTube Music Premiumなどの音楽配信サービスは月額1,000円前後なので、月額600円で利用できるので、プライム会員の会費は簡単に元が取れます。
まだ未加入でしたら、この機会にぜひ登録してみてください。
よくある質問とその答え
最後にAmazonの利用で、よく聞かれる質問に対して回答していきます。
Q. プライム会員に入る価値はありますか?
A. 頻繁にAmazonで買い物をする方や、動画・音楽配信サービスを利用する方にはお得です。ただし、年会費がかかるので、十分に活用できるか考えてから入会しましょう。
Q. 海外発送の商品は危険ですか?
A. 海外発送の商品は、国内発送に比べて配送に時間がかかったり、品質に不安がある場合があります。正直なところ、お勧めできません。販売元の評価をよく確認して選ぶようにしましょう。
ではでは。
中古やフリマでiPadやiPhoneを買うときは、もうひとつ気をつけどころがあります。前の持ち主のアカウントが残っていると、ふつうは使えるようになりません。

